元日本航空機長
1946年、愛知県生まれ。68年、日本航空入社。42年間、病欠などの自己都合によるスケジュール変更は一度もなく、B727、DC‐8、B747、DC‐10、B747‐400といった機種に皆勤乗務。JALが運航したすべての国際路線を飛んだ唯一のパイロットでもある。総飛行時間1万8500時間は地球800周分に相当する。在職中には、首相特別便機長、湾岸危機時の邦人東南アジア人救出機機長なども務め、また飛行技術室長、運航安全推進部長、運航本部副本部長などを歴任。在職中はJAXA(宇宙航空研究開発機構)日本人宇宙飛行士安全検討チームの一員も務めた。
2010年に日本航空退社後は、リスクマネジメント・危機管理の専門家として、さまざまな企業をはじめ、経済団体、医療機関、自治体、学校などでの講演、研修を行うのに加え、航空評論家としても各メディアに出演している。
2010~14年に公益社団法人日本航空機操縦士協会副会長、2014年~16年に国土交通省交通政策審議会の航空部会の各委員会委員を務める。
エンジン01文化戦略会議、日本リスクマネジメント学会、日本抗加齢医学会所属。
著書
『ザ・グレート・フライト JALを飛んだ42年――太陽は西からも昇る』(講談社)
『JAL最後のサムライ機長』(ポプラ社)
『機長の「集中術」』(CCCメディアハウス)
『機長の「健康術」』(同)
『航空安全とパイロットの危機管理(改定増補版)』(成山堂書店)
『JALで学んだ ミスをふせぐ仕事術』(SBクリエイティブ)
『OODA 危機管理と効率・達成を叶えるマネジメント』(徳間書店)
講演テーマ例
「危機管理」
「リスクマネジメント」
「トップの危機管理」
「OODAループ」
「リーダーシップ」
「安全管理」
「ヒューマンエラー対策」
「ノンテクニカルスキル」
「集中術」
「高度一万メートルから見た地球環境」