本読書会では、ハロルド・ジェニーン、アルヴィン・モスコー共著『プロフェッショナルマネジャー 58四半期連続増益の男』(プレジデント社刊) を題材に、参加者同士でディスカッションや意見交換を行い、経営やマネジメントにどう活かすかを共に考えます。
・書籍の要点をダイジェストで紹介
・グループに分かれての意見交換
・「自分や自分の組織でどう実践できるか」のセッション
・全体でのシェアと行動宣言
◇参加条件◇
『プロフェッショナルマネジャー』を読んで参加いただける方
◇本読書会の目的◇
本読書会は、プレジデント総合研究所が推進する「ニッポン総プロフェッショナルマネジャー化計画」 の一環として開催します。
成果を出し続けるマネジャーを増やし、日本の組織を強くすること。
そのために、名著を通じて学び合い、互いの経験を共有し、次世代を担うリーダー層の成長につなげることを目指します。
■ 日時・場所・応募締切・応募方法
日時:2025年10月31日(金)19:00~21:00(18:40開場)
場所:株式会社プレジデント社
(東京都千代田区平河町 2-16-1 平河町森タワー13階、東京メトロ永田町駅4番出口より徒歩約3分)
定員:25名(応募者多数の場合は抽選となります。)
応募締切:2025年10月23日(木)23:59
応募方法:下記ボタンより申込フォームへ進み、必要事項をご記入の上お申し込みください。
『プロフェッショナルマネジャー』の帯には、柳井正氏(ファーストリテイリング代表取締役会長兼社長)の姿があります。
ことのはじまりは、ビジネス誌「プレジデント」の編集者が、柳井氏から本書が愛読書であることを聞き、絶版だった版権を購入、弊社が復刊したことです。
復刻に際し、柳井氏ご自身が「まえがき」を寄稿してくださり、次のように綴っています(2004年当時)。
「本を読む時は、初めから終わりへと読む。ビジネスの経営はそれとは逆だ。終わりから始めて、そこへ到達するためにできる限りのことをするのだ」
この経営論は、自分が考えていた経営概念とは全く異なるものだった。僕は、カジュアルウエアの郊外型店をやったら面白いかもしれないという漠然とした思いを、ゼロから始めて一つひとつ形にしていくことが経営だと考えていた。その努力が大切だと。
だが、ジェニーン氏の経営論を読んで、僕の経営概念は一八〇度変わった。「経営はまず結論ありき」で、最終的に何を求めて経営していくのかを決め、そこから逆算して、結論に至る方法を考えられる限り考え、いいと思う順からまず実行する。そして、実行の足跡と結論を常に比較し、修正していく。「そうすれば、大概のことはうまくいくんだよ」というジェニーン氏のメッセージを、この本から僕は確かに受け取った気がした。
この後の柳井氏とファーストリテイリングの20年を振り返ると、本書から受け取ったメッセージや考え方が間違いでなかったことは明白でしょう。全国の読者には、それぞれのヒストリーがあり、メッセージの捉え方があり、実行方法があるに違いありません。読者同士の経営実践知の共有も、本プロジェクトの一部となります。
※本プロジェクトには、柳井正氏は関わっておりません。お問い合わせはご遠慮くださいますよう、お願い申し上げます。