「人を育てる、未来をつくる」プレジデント総合研究所では、新プロジェクト「ニッポン総プロフェッショナルマネジャー化計画」を始動します。
本プロジェクトは、日本のリーダーやマネジャーに「勇気」を、チームには「活力」を、企業には「成長力」をもたらし、ひいては日本経済を元気にする──そんな力になることを目指すプログラムです。
弊社が2004年に復刻した『プロフェッショナルマネジャー 58四半期連続増益の男』は、発売から20年以上経ったいまも、経営のバイブルとして手に取られるロングセラーです。
著者のハロルド・ジェニーン氏は、歩合給の訪問販売や兵器工場勤務などを経て、プロ経営者の道に入ります。
トップマネジメントを務めたコングロマリットITT社では、継続的な経常利益10%成長というゴールを先に決め、“逆算の経営”をやり遂げ、58四半期連続増益という記録を残します。
プレジデント総合研究所では2025年内を目途に、本書をベースにした、リーダーやマネジャーの集いを開催し、26年には本格的なビジネスパーソンの学びの場として、個人向け、法人向けなど、受講者を広く募り、輪を広げていく考えです。
それが、「ニッポン総プロフェッショナルマネジャー化計画」です。
「期待された目標を何としてでも達成したい」
「これまでにない実績を叩き出し周囲を驚かせたい」
「チームに持続的な成長をもたらしたい」
というリーダーとしての野望を実現するため、ハロルド・ジェニーン氏の言葉を自分流に解釈し、自己改革を遂げ、行動計画に落とし込みます。決してあきらめることなく、計画を完遂すれば、結果は必ずついてきます。
トップリーダーはトップリーダーとしての覚悟を決め、チームメンバーであるビジネスパーソンは視座を高くし、経営者意識を持って行動する、そんな未来を想像しています。
『プロフェッショナルマネジャー』の帯には、柳井正氏(ファーストリテイリング代表取締役会長兼社長)の姿があります。
ことのはじまりは、ビジネス誌「プレジデント」の編集者が、柳井氏から本書が愛読書であることを聞き、絶版だった版権を購入、弊社が復刊したことです。
復刻に際し、柳井氏ご自身が「まえがき」を寄稿してくださり、次のように綴っています(2004年当時)。
「本を読む時は、初めから終わりへと読む。ビジネスの経営はそれとは逆だ。終わりから始めて、そこへ到達するためにできる限りのことをするのだ」
この経営論は、自分が考えていた経営概念とは全く異なるものだった。僕は、カジュアルウエアの郊外型店をやったら面白いかもしれないという漠然とした思いを、ゼロから始めて一つひとつ形にしていくことが経営だと考えていた。その努力が大切だと。
だが、ジェニーン氏の経営論を読んで、僕の経営概念は一八〇度変わった。「経営はまず結論ありき」で、最終的に何を求めて経営していくのかを決め、そこから逆算して、結論に至る方法を考えられる限り考え、いいと思う順からまず実行する。そして、実行の足跡と結論を常に比較し、修正していく。「そうすれば、大概のことはうまくいくんだよ」というジェニーン氏のメッセージを、この本から僕は確かに受け取った気がした。
この後の柳井氏とファーストリテイリングの20年を振り返ると、本書から受け取ったメッセージや考え方が間違いでなかったことは明白でしょう。全国の愛読者には、それぞれのヒストリーがあり、メッセージの捉え方があり、実行方法があるに違いありません。愛読者の経営実践知の共有も、本プロジェクトの一部となります。
※本プロジェクトには、柳井正氏は関わっておりません。お問い合わせはご遠慮くださいますよう、お願い申し上げます。
今回、本プロジェクトのプロジェクトメンバーを募集します。
(1)愛読者=エピソードを共有したい方、内容次第では勉強会に参加したい方、勉強会の中心となっていただける方
(2)プロジェクトサポーター=勉強会や本格始動時の各種サポート。役割を果たしていただきながら、会の雰囲気を感じ、内容を吸収していただけます。
(3)講師候補=勉強会や本格始動した際の講師(本格始動時、講座は有料化を予定。講師の方に報酬をお支払いします。勉強会が有料か無料かについては未決定です)
■ 応募方法・締切
以下のフォームよりご応募ください:
▶ https://forms.gle/6G32HUyixEyEj3CQ8
締切:5月31日(土)23:59まで
ご応募お待ちしております。